研修事業20周年の御礼

研修事業20周年の御礼

 

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インターテックの研修事業は本年7月をもって、
お陰様で20周年を迎えることができました。
これもひとえに皆様のご支援の賜物と感謝しております。
研修事業20周年を記念して、研修事業発足当初より
講師を務めている成毛氏にお話を伺いました。

 

<インターテック 講師インタビュー>

 

【講師プロフィール】
成毛講師:
もともと弊社のエンジニアリングにかかわる第二者検査・監査を業務とし、
その後、認証及び研修サービスに創成期から参画。
ISO9001認証部長、審査員室長を歴任、現在は主任審査員、
IRCA認定コース講師として顧客満足と後進の育成に注力している。

 

質問者:「インターテックの研修事業の特徴は何でしょうか?」

成毛講師:「最大の特徴は、やはり顧客である受講者に対し、“わかりやすい”ということ、
及び、”審査員の生の声”を講義内容に反映しているという点だと思います。
弊社は、元来がISO審査機関であり、年間3回ほど《勉強会》という場を
設けて審査員教育を行ってきております。
今まで過去60回以上の勉強会を重ねてきました。
そこで培われてきた様々な経験、ノウハウを研修コースでも生かしてきています。
審査員の勉強会では多くの現場の声が聞けます。
審査員は、審査の最前戦で活躍していますので、そういった声を反映することは、
研修コースにおいても、審査においても非常に実践的です。
私自身も審査員でもあります。
審査の場では、わかりやすく、また、価値を提供する審査を目指しております。
研修コースというものは、単に講師の技量だけではなく、
コース開催の準備、広報活動、教材の準備、受講受付など目に見えない業務があり、
それを支えているスタッフとの共同活動と円滑なコミュニケーションは非常に大切なことです。
このようなスタッフの活動自体も改善とノウハウの蓄積があります。」

質問者:「なるほど。インターテックは認証業界ではトップクラスの豊富な審査経験を
持っていますので、その知識・知恵がギュッと講義に反映されているのですね。
ありがとうございます。
成毛さんは、講師としてどのようなことに気をつけられていますか。
講師として、工夫されていることがあれば、是非、教えてください。」

成毛講師:「ご存知の通り、ISOの規格は非常にわかりにくい点が多いです。
その為、受講者の方にいかに理解していただくか?ということを
常に考えて“わかりやすさ”ということを
重視しています。
難しい内容で消化不良を起こすより、少しでも消化していただくことを考えております。
また、和やかな雰囲気を作り出すことも大切でしょう。
講師は受講者をよく観察し、何が理解されて、
何が理解されていないのかを認識する努力が必要です。
なぜ理解されにくいのかを真剣に考えなければなりません。
これは、講師として、また、研修コースの仕事として、受講者から学ぶことがあるということです。
“研修コースでは講師自身が、最も熱心な受講者でなければならない。”
私は後輩の講師によく言います。」

質問者:「私も成毛さんの講義の受講者ですが、”例え話”や”クイズ”のお陰で、
ISO規格がわかりにくいと感じることは、全くありませんでした。
また、大変和やかな雰囲気で講義が進む点もインターテックの研修の特徴だと思います。
これは受講者から質問を引き出し理解度を深めるという狙いもあったのですね。
改めて、成毛さんをはじめとした講師陣の人気がある理由がよくわかりました。
本日は有難うございました。」

成毛講師:「有難うございました。
私も審査の現場で自分を磨いていきたいと考えております。
更に鮮度の高い講義を目指しております。
皆様と研修会場でお会いできることを楽しみにしています。」

 

(2018年7月 取材)
 

 

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