[平成30年7月豪雨により被災された皆様へ謹んでお見舞いを申し上げます]

この度の平成30年7月豪雨により被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
被災地支援、復旧に向けご尽力されているご関係者の方々に深く敬意を表しますとともに、
被災されました皆様の安全と一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。

 

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ISO認証機関のインターテックから厳選されたお役立ち情報をお届けします

2018.7.17発行(第25号)

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いつも大変お世話になっております。
今号では、以下の情報をお届けします。

【感謝】
お陰様で弊社研修事業は20周年を迎えました!

【法令クイズ】
水道法関連

【ミニ講座】
ISO9001の基本と事例―第4章「組織の状況」ってどうするの?

 

本メールマガジンにてご紹介している事例や考え方等は、
あくまでも一般的な考え方や事例の1つとしてご紹介しているものであり、
審査での適合性の保証や同様の取組みの導入を推奨、強制するものではありません。

 

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【感謝】
お陰様で弊社研修事業は20周年を迎えました!

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インターテックの研修事業は本年7月1日をもって、お陰様で20周年を迎えることができました。
これもひとえに皆様のご支援の賜物と感謝しております。

随時、研修の内容、事例、進め方などを工夫しながら開催しています。
皆様と研修にてお会いできますことを、心よりお待ち申し上げております。

開催中の研修(セミナー) 例)
・ISO45001:2018(労働安全衛生マネジメントシステム) 要求事項解説セミナー
・JGAP(農場管理基準)審査員研修【青果物・穀物】
※東京オリンピックの開催に伴い、JGAP等の食品安全に関する規格への関心が高まっており、
大変に人気のある講座となっています。

<日程などの詳細は以下よりご確認いただけます>
https://ba.intertek-jpn.com/study/

 

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【法令クイズ】
水道法関連

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多くの組織・企業様に関連する“水”にまつわる簡単なクイズです。

【クイズ問題】
「全ての水道の衛生管理に関する決まり事は、水道法をみればよい?」

(解答は文末に記載しております)

環境法規制に関する動向を、弊社ホームページ(認証企業様ページ)にてご確認いただけます。
*ログインパスワードをお忘れの場合でもご自身で再発行いただけます。
※法規制、法改正等の全てを網羅するものではありません。

 

<弊社ホームページ(認証企業様ページ)>
リンクアドレス:https://ba.intertek-jpn.com/mypage/login

 

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【ミニ講座】
ISO9001の基本と事例―第4章「組織の状況」ってどうするの?

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ISO規格は、原則として最長5年ごとに内容を見直されることになっています。
(それ以上の間隔があく場合もあります)
この見直し自体も、第4章に規定する「外部、内部の変化」を踏まえて、変更の要否が検討されます。
ISO9001は見直され、ISO9001:2015(”:2015”は”2015年改訂版”という意味です)
という新バージョンとなりました。ISO9001:2015(通称「2015年版」)において、
世の中の変化、組織・企業の近況等を踏まえて、
新しく明文化された規定の一つが<第4章「組織の状況」>です。

ある審査員は、ISO9001の活動を非常にシンプルに次のように説明しています。

「会社として、
・自分たちの置かれた状況により何をすべきか考える
・組織・企業で決めたことを明確にして皆に伝える
・上記を実行できる体制(責任と権限、適切な資源)を作る
・上記を実行できるような教育をする
・そして、実行する
・やると決めたことが実行できているかをチェックする
・チェックした結果を皆に伝えて振り返る
といったような流れです」

この「会社として何をすべきか考える(事業戦略)」際に役立つのが<第4章>です。
次の図の通り、「会社として何をすべきか考える(事業戦略)」にあたって、
考慮しておきたい事柄が<第4章「組織の状況」>として記されています。

<ISO9001:2015 第4章「組織の状況」>
4.1 組織及びその状況の理解
4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解
4.3 品質マネジメントシステム(QMS)の適用範囲の決定
4.4 QMS及びそのプロセス

 

 

皆様が、「ISO9001:2015の第4章は新設条項なので、何をどうすればいいのかよくわからない」と
思っていらっしゃるかもしれないと考え、前号(第24号)では、[4.1 組織及びその状況の理解]
についての考え方と事例をお伝えしました。
今号(第25号)では、[4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解]について、
同様にその考え方と事例をご紹介します。

 

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ISO9001:2015 [4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解]の考え方

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a)品質マネジメントシステムに密接に関連する利害関係者
b)品質マネジメントシステムに密接に関連するそれらの利害関係者の要求事項

 

・[利害関係者]とは?
“利害関係者”として一般的には、
<顧客><サプライヤー(協力会社/下請け会社)><従業員><監督官庁><株主>
などが考えられます。

 

・[4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解]の身近な事例
例えば、現在50歳の山田太郎さんの「健康(品質)レベル」を上げるための戦略策定にあたって、
“利害関係者”の声(ニーズと期待)を聞いてみましょう。

“利害関係者”としては、
<会社(組織そのもの)><会社の上司・同僚・部下>、<奥様><お子さん>、
<親戚><ご近所の方々>などが考えられます。

どのような“ニーズと期待”があるのでしょうか?
例えば、会社関係者の方であれば、
“意欲的に働いて欲しいから、睡眠をしっかりとって欲しい”、
家族の方であれば、
“いつまでも健康でいて欲しいから、お酒も控えめにして欲しい”
ご近所の方であれば、
“最近元気がない時もあるみたいだけど、毎朝気持ちの良い挨拶を続けて欲しい”
等々が考えられます。

では、これらの声を知ることには、どんな意味があるのでしょうか?
自身のおかれた状況に合った、活動を計画するためにも必要ですし、
山田さん自身が活動を続けていく上で、困難な状況に直面した際も、
“みんなの期待に応えたい“と自分を奮い立たせて活動を続ける原動力となるかもしれません。

 

・[4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解]の事業における事例
利害関係者のニーズ及び期待の理解として一般的には、以下の様な事例が考えられます。

<顧客>
最終顧客が消費者であれば、“高い品質”、“適切なコスト”、“製品・サービスなどが手に入りやすい”、
“良いデザイン”、“自分の悩みが解決する画期的な商品、サービス” などを期待しています。
更に、近年は社会的責任を果たしている会社を支持する消費者も増えています。
それを受けて、一部の組織・企業は取引先にフェアトレードや環境、労働者への配慮などを
要求する傾向も見受けられます。
CSR監査などを取引先に実施するケースも増えており、
こういった動きの背景には、[消費者のニーズと期待]があるようです。

<サプライヤー(協力会社/下請け会社)>
“適切価格での買い取り”、“適切な納期設定” など

<監督官庁>
“法令順守”、“適切な申請/申告/報告”、“その順守状況が分かる記録の保管” など

<株主>
“利益還元”、“企業価値の維持(適切な経営)”、“事業の継続” など

<従業員>
“雇用の安定”、“適切な報酬”、“利益還元”、“働きやすい環境の提供” など

組織・企業においては、これらの情報の源が異なる部署に点在しているケースが多く見られます。
<顧客の声>は《営業の方》や《品質保証関係の方》に多く集まります。
<サプライヤーの声>でしたら《購買関係》の方に、<監督官庁>や<株主の声>は
《総務関係の方》等に集まる傾向があるようです。
また、これらの情報は《経営陣(マネジメント層)》にも届いていることもあります。
各部署、関係者とのコミュニケーションを取り、利害関係者のニーズ及び期待を理解していくことが重要です。

 

・[4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解]の理解に繋がる逸話
この<第4章>の意図を汲み取ることができるわかりやすい逸話を、最後にご紹介します。
石田三成が、豊臣秀吉に見出されるきっかけとなったとされている「三杯の茶」の逸話を
ご存知の方も多いと思います。簡単にご紹介しますと、

“秀吉が、鷹狩の帰りに立ち寄った寺で、茶を所望しました。
そのとき寺の小坊主だった佐吉(後の三成)が茶を入れたのですが、
最初は飲みやすくぬるめのお茶を大きな茶碗にたっぷりと、次は少し熱めのお茶を半分ほど、
最後は茶の味を味わえる熱々の茶を小さな茶碗に変えて出した” そうです。

のどの渇きに応じて、“茶の熱さ”や“茶碗の大きさ”を変えて出すという機転に感心し、
取り立てられたという逸話ですが、このような機転の利いた対応は、
[4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解]が出来ているからこそでしょう。

顧客をはじめとした“利害関係者に愛されること”が組織・企業の繁栄に繋がりますので、
<第4章>への取り組みが、皆様の事業発展に貢献できれば幸いです。

 

 

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【法令クイズ】
解答

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【クイズ問題】
全ての水道の衛生管理に関する決まり事は、水道法をみればよい?

【回答】いいえ。水道法だけではありません。
受水槽の有効容量が10㎥を超えるもの(簡易専用水道)については、水道法による規制となり、
10㎥以下のもの(小規模貯水槽水道)については、各自治体独自の条例による規制となります。
必要に応じて適切な法規制をご確認ください。

 

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ご参考)メールマガジンのテーマについて

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弊社が独自に行った調査によりますと、[ISO運用に関する悩みトップ3]は、

<第1位> ISOに関する社員の理解度向上
<第2位> 業務とISOの融合
<第3位> ISO運用方法

という結果でした。
そこで、本メールマガジンでは、特に
“ISOに関する社員の理解度向上”と“業務とISOの融合”のお役に立つことを目的として
第23号から、ISO規格を箇条毎に[少しかみ砕いた説明]と[事例]などをお伝えしています。
ISOご担当者様だけではなく、社内の理解度を高めるツールの1つとしてご活用いただければ幸いです。

 

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▼ 弊社お客様のISOマネジメントシステム活用事例をご紹介しています

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弊社お客様のISOマネジメントシステムの活用事例や
研修(セミナー)の開催風景などをFacebookにてご紹介しています。

<お客様事例等は以下にアクセスください>
リンクアドレス:https://www.fb.com/IntertekCertification

 

 

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発行:インターテック・サーティフィケーション株式会社