FSSC財団は、2026年春に、FSSC 22000 Version 7（以下Ver. 7）を発表します。Ver. 7では、食品安全マネジメントシステム（FSMS）をグローバルな食品サプライチェーンにより適合させるため、以下のような特徴が盛り込まれています。

• ①GFSIベンチマーク要件2024へのスキーム整合
• ②前提条件プログラムに関する新たなISO 22002-Xシリーズ^＊の組み込み
• ③組織が持続可能な開発目標（SDGs）達成に貢献する取り組みを支援するための要件強化
• ④食品チェーンカテゴリーの区分をより明確化した構造を提供
• ⑤継続的改善の一環としての編集上の変更と修正

なお、Ver. 6からVer. 7への移行期間については、発表から1年後の2027年4月～2028年3月までとなることが見込まれています。
※オンデマンド形式にてFSSC 22000 Ver.7概要とISO/FDIS 22002のポイントに関するセミナーの開催を予定しております。
 内容が確定しましたら、ホームページにてご案内いたします。

^＊新たなISO 22002- Xシリーズについて
2025年7月にISO 22002-100:2025が新たに発行されました。ISO 22002-100はISO 22002シリーズのセクター別規格（ISO 22002-1食品製造、-2ケータリングなど）に共通するPRPsを統合したものです。一部の業種（貿易やサービス業など）を除き、セクター別規格と組み合わせて使用することを意図しています。ISO 22002-100発行と同時に、セクター別規格も改訂、新規発行（ISO 22002-7小売りと卸売り）されています。

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