JGAP / ASIAGAP【適切な農場管理(日本発祥)】
JGAP / ASIAGAP【適切な農場管理(日本発祥)】とは
GAPについて
GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)は、農場等の生産者が活用する農場管理の基準です。生産者等が播種から栽培、収穫、選別、出荷のそれぞれの段階で目標を達成するために、農作業の点検項目を決めて取り組みます。その取り組み結果を検討し、次の農作業に活かしていきます。
JGAP / ASIAGAP(日本発祥のGAP)
日本の農業の実態に応じて作られた GAP です。現在、国内の登録数は6,993農場(2024年3月末)に達し、既に多くの関係者の支持を得ている日本の標準的な GAP です。日本発祥の GAP には、「JGAP」と「ASIAGAP」の二つがあります。
JGAP
近年の国際的動向も視野に入れ、日本の標準的な GAP として必要十分な内容になっています。
ASIAGAP
GFSI 等の追加要求にも対応し、水稲栽培等アジアの農業の特徴にも対応したものです。GAP の普及に必要不可欠な指導者育成を推進することを通じて発展してきた日本発の JGAP が発展したものです。今後、アジア共通の GAP のプラットフォームとして位置づけられ、アジアにおいて主流の審査・認証スキームになる見込みです。
JGAP / ASIAGAP取得のメリット
- 適切な農場管理が実現し、(1)食の安全、(2)環境保全、(3)労働安全が向上します。
- 農場の仕事が効率化し、経営改善や品質向上、技術の継承にも役立ちます。
- 「信頼できる農場」であることを客観的にアピールできます。
- 農業経営体の大規模化、強い産地ブランドづくりの両方の仕組み作りに役立ちます。
JGAP / ASIAGAP認証取得までの流れ
審査契約の締結から認証取得までの標準的な流れは以下の通りです。
認証取得までの期間はお客様の準備状況により異なります。
以下の日程は審査結果等により変動いたします。
STEP 1申込書兼同意書のご提出
下方より、申込書兼同意書をダウンロードの上、お送りください。
新規でお申込みの際は、「新規のお申し込みについて」をご確認ください。
申込書を受領後、契約書をお送りします。契約書は必ずご返送ください。返送の確認ができない場合は審査を実施することができません。
STEP 2審査日程・料金のご案内
- FAXにて審査候補日をご提案いたします。FAXで返信ください。《2~3か月前》
- PDF(ご希望によりFAX)にて見積書をお送りします。《1~2か月前》
- FAXにて審査日、審査員名の最終案内をいたします。《1~2か月前》
FAXにて返信をお願いします。 - (団体のみ)審査日1週間前にFAXでサンプル農場をお知らせいたします。
審査当日のスケジュールは審査日が近づきましたら、審査員から直接ご連絡いたします
STEP 3現地審査
基準書(管理点と適合基準)に基づき、審査を実施いたします。
審査終了後に請求書を送付(郵送)します。領収書の発行はございません。
審査の結果、再度現地確認が必要になる場合には再審査を実施します。
STEP 4是正提出
不適合が発見された場合、審査時にお知らせしている期限までに(審査日より4週間以内)ご提出ください。
STEP 5認証書発行 (維持審査では再発行時のみ)
是正資料の提出・審査員による確認後、約1ヶ月程度で認証書を発行いたします。
認証書は電子データ(PDF)になります。紙媒体(別料金)をご希望の場合は審査時にお知らせください。請求書は認証書に同封します。
新規のお申込みについて
これからインターテックで審査をご希望の場合は、「新規申込時のおねがい事項」のご確認をお願いします。
- 新規申込時のおねがい事項
- 契約書サンプル:お申し込み前に必ずご一読をお願いいたします。
- 自己点検/内部監査を未実施のまま初回審査を受けられるケースが増えております。審査中止(全額請求発生)の要因となります。必ず完了するようにお願いいたします。
- 審査の際に品目が存在していない場合にも審査中止となり得ますのでご注意ください。
*詳しくは総合規則をご確認ください。
JGAP / ASIAGAP概算お見積りのご依頼
こちらのJGAP/ASIAGAPのコーナーより見積依頼書をダウンロードください。
ダウンロードができない方にはFAXでお送りします。お電話またはメールにて見積依頼書をご用命ください。
お申込みについて
申込書兼同意書をお送りください。(メール、FAX、郵送)
ASIAGAP
ASIAGAP団体のお客様は、「農場用 管理点と適合基準」の管理点ごとに団体事務局と農場の責任分担を文書化したものをお送りください。
団体事務局用 管理点と適合基準 3.1で使用している書類でも構いません。
認証書記載事項(認証品目、農産物取扱施設の拡大や縮小等)に変更がある場合は、弊社食品認証部までご連絡下さい。
JGAP
申込書送付先 メールアドレス:jpn.apgap@intertek.com
新規お申込みの際は、必ず契約書をご確認ください。
契約書サンプル
是正について
是正資料は審査時に指定された期間内に提出してください。
提出がない場合は一時停止または取消となります。
是正処置報告書の記入方法がわからない場合は、お問い合わせください。
是正関連送付先/問い合せ先 メールアドレス:jpn.cagap@intertek.com
その他連絡先(食品認証部)
FAX:03-6432-4040
郵送:〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目3番13号 ヒューリック神谷町ビル4階
インターテック・サーティフィケーション株式会社 食品認証部 宛て にお送りください。
電話:03-4510-2779
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認証規格一覧
- ISO 9001 品質マネジメントシステム
- ISO 14001 環境マネジメントシステム
- ISO/IEC 27001 情報セキュリティマネジメントシステム
- ISO 45001 労働安全衛生マネジメントシステム
- ISO 22000 食品安全マネジメントシステム
- FSSC 22000 GFSI 承認食品安全スキーム
- JGAP/ASIAGAP 適切な農場管理(日本発祥)
- GLOBALG.A.P. 適切な農場管理(海外発祥)
- IATF 16949 自動車産業向け品質マネジメントシステム
- ISO 39001 道路交通安全マネジメントシステム
- ISO 13485 医療機器産業向け品質マネジメントシステム
- 温室効果ガス排出量検証/非財務情報の第三者保証
- MSC (海洋管理協議会認証)CoC認証
- ASC (水産養殖管理協議会認証)CoC認証
- JISマーク表示制度 (JIS A 5308 レディーミクストコンクリート)
- 第二者監査(CSR監査)
- Intertek Cristal(オフィス、医療機関・介護施設、飲食業、観光業などあらゆる業界向けのリスク管理ソリューション)
- テキスタイルエクスチェンジ 認証(GRS, RCS, OCS)/GOTS 認証
- ISCC PLUS/ISCC EU/ISCC CORSIA 認証(国際持続可能性認証カーボン)
- RSPO 認証(持続可能なパーム油のための円卓会議)
- 審査機関移転のご案内
- 統合審査のご案内
- 認証プロセスについて
- 審査の特徴・実績