レインフォレスト・アライアンス認証【農場要件・サプライチェーン要件】

レインフォレスト・アライアンス認証は、持続可能な農業と責任あるサプライチェーン管理を支える国際的な認証プログラムです。インターテックでは、レインフォレスト・アライアンスの認証機関として、持続可能な農業と責任あるサプライチェーンを、国際認証で支援します。

レインフォレスト・アライアンス認証の概要

レインフォレスト・アライアンスとは

レインフォレスト・アライアンスは、企業、農業、森林が交わる領域で活動する国際的な非営利団体です。
人と自然が調和して繁栄できる世界を目指し、持続可能な農業の推進、森林保護、生物多様性の保全、人権尊重、農業生産者や労働者の生活向上を支援しています。

レインフォレスト・アライアンス認証とは

レインフォレスト・アライアンス認証は、農産物そのものの品質や安全性だけを確認する制度ではなく、農業とサプライチェーンにおける持続可能性を評価する保証システムです。環境・社会・経済の側面を含めて、より持続可能な農業生産と責任あるサプライチェーン管理を後押しし、認証保有者の責任ある事業活動を支える国際認証として運用されています。
「農場向け認証」と「サプライチェーン組織向け認証」に分かれており、インターテックではどちらも対応しております。

農場向け認証

農場向け認証は、持続可能な農業手法に取り組む単一農場、複数農場、農場管理会社、農場団体などを対象としています。農場認証では、農場の地理的範囲に含まれる土地や施設、農業生産および加工活動に加え、農場管理、環境配慮、社会面の取組み、継続的な改善の状況などが対象となります。

サプライチェーン組織向け認証

サプライチェーン組織向け認証は、認証原料や認証製品を購入、取引、加工、製造、保管、販売する企業を対象としています。農場から出た後の認証製品の物流や完全性を支える仕組みであり、トレーサビリティ、認証原料の識別管理、管理の連鎖(CoC)に関わる運用が重視されます。組織の役割やリスクに応じて、必要な検証方法や頻度が異なる点も特徴です。

対象品目例

代表的な対象品目として、コーヒー、カカオ、茶類、バナナなどが広く知られています。これらは国際的に流通量が多く、調達、製造、販売の各段階で持続可能性やトレーサビリティが求められる主要な農作物・原料です。

審査のポイントと項目

審査では、認証範囲、拠点・活動内容、管理体制、提出データおよび文書、トレーサビリティ、セルフアセスメントや指標データ、必要に応じた位置情報・地理データ、リスクに応じた追加確認などが重要な確認ポイントとなります。農場では農場データや位置情報、セルフアセスメント、指標報告等が、サプライチェーン組織では施設・活動情報、トレーサビリティ管理、セルフアセスメント、リスクに応じた検証レベル等が審査準備・確認事項として位置づけられます。

レインフォレスト・アライアンス認証取得のメリット

森林保護・生物多様性保全・気候変動対応への貢献

レインフォレスト・アライアンス認証は、森林破壊の抑制、生物多様性の保全、土壌や水を含む天然資源の保護、気候変動への対応に資する農業・調達・流通の仕組みづくりを支えます。企業や農場の環境配慮の取り組みを可視化する手段として活用されています。

人権尊重・労働環境改善・地域社会への配慮

レインフォレスト・アライアンス認証は、労働者の労働条件、人権尊重、教育・福祉、地域社会への配慮など、社会面の要件も重視しています。環境面だけでなく、人と自然の双方に配慮した持続可能性の仕組みとして位置づけられています。

トレーサビリティとサプライチェーン管理の強化

サプライチェーン組織は、認証製品の取引、加工、製造、保管、包装、表示などの活動を明確化し、必要に応じてトレーサビリティ管理やセルフアセスメントを行います。これにより、認証原料・認証製品の完全性を担保し、調達・製造・流通の管理レベル向上につなげることが可能です。

市場アクセス・取引機会・ブランド価値の向上

認証取得により、レインフォレスト・アライアンス認証製品としての取り扱いが可能となり、サステナビリティに関心の高い取引先や消費者に対する訴求力を高めることができます。世界的に認知された制度であるため、日本国内のみならず海外市場でも活用されています。

認証取得までの流れ

レインフォレスト・アライアンス認証では、各種手続きの起点として、レインフォレスト・アライアンスのデジタルポータル「MyRA」が利用されます。MyRAでは、組織登録、チーム管理、認証申請、商標申請、トレーサビリティ、関連データの入力などを行います。

STEP 1お問い合わせ・適用範囲の確認

対象品目、事業形態(農場/サプライチェーン組織)、対象拠点、対象国、既存の管理体制などを確認し、認証の適用範囲を整理します。サプライチェーン組織の場合は、対象施設や活動内容の確認が重要になります。

STEP 2MyRA登録・認証準備

MyRAに組織を登録し、必要な認証関連情報を入力します。農場の場合は農場データや位置情報データ、セルフアセスメント、指標データ等の提出が求められます。サプライチェーン組織では、認証範囲、施設情報、活動内容、トレーサビリティ情報等を整備します。

STEP 3審査計画・審査準備

インターテックが、受審組織より提出された情報や文書を確認し、必要に応じて遠隔または現地での審査計画を立案します。サプライチェーン組織については、サプライチェーンリスク査定の結果に応じて、必要な検証の種類や頻度が決定される仕組みがあります。

STEP 4審査の実施

インターテックが、レインフォレスト・アライアンスの基準に照らして、文書レビュー、現地訪問、労働者へのインタビュー、農場またはサプライチェーンデータの確認等を通じて、準拠状況を評価します。

STEP 5是正対応

審査で指摘事項が確認された場合は、必要な是正処置を実施します。

STEP 6認証判断・認証後の運用

準拠の程度に基づいて、インターテックが認証判断を行います。認証保有者は、認証取得後も、トレーサビリティ、ラベル使用、更新審査、年次対応など、継続的な管理が必要です。

パンフレット

  • レインフォレスト・アライアンス認証パンフレット

    PDF版

インターテックのレインフォレスト・アライアンス認証サービス

インターテックでは、レインフォレスト・アライアンス認証サービスにおいて、以下のようなサービスを提供しています。

  • 農場向け認証・サプライチェーン組織向け認証の適用範囲確認

  • 審査に向けた手続きのご案内

  • 審査計画および審査実施

  • 是正対応に関するコミュニケーション

  • 継続審査・更新審査に関するコミュニケーション

※対象品目、対象地域、対応言語、審査方式等は別途お問い合わせください。

Intertekの審査の特徴・実績

当社の審査の特徴・実績などをご紹介しております。

よくあるご質問

Q
レインフォレスト・アライアンス認証は、農場だけが対象ですか?
A
いいえ。レインフォレスト・アライアンス認証には、農場向け認証だけでなく、認証製品を取り扱うサプライチェーン組織向け認証があります。
Q
どのような製品・原料が対象ですか?
A
代表的な対象品目として、コーヒー、カカオ、茶類、バナナ、パーム油、ナッツ類などが知られています。対象の詳細は、品目や事業内容に応じて確認が必要です。
Q
認証取得にはどのようなシステムを使いますか?
A
レインフォレスト・アライアンスでは、認証関連手続きの中核ポータルとしてMyRAを利用します。組織登録、認証準備、トレーサビリティ、商標申請などの各種機能にアクセスできます。
Q
サプライチェーン組織では必ず現地審査が必要ですか?
A
サプライチェーン組織では、サプライチェーンリスク査定(SCRA)の結果に応じて、必要な検証の種類、強度、頻度が決定されます。条件によっては、通常の審査以外の手続きが適用される場合もあります。

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