FSSC 22000 Version 7 改訂のポイント
2026/08/07OTHER
2026年5月15日掲載の「FSSC 22000 Version 7 日本語版公表のお知らせ」に続き、本記事ではVersion 7の主な改訂ポイントをご紹介いたします。食品安全文化の強化やフードディフェンス、持続可能性への対応など、認証組織に関わる主な変更点についてまとめておりますので、ぜひご参照ください。
※FSSC 22000 Version 7 の日本語版ダウンロードにつきましては、上述リンク先をご覧ください。
FSSC財団は、2026年5月1日にFSSC 22000 Version 7(以下Ver. 7)を発表しました。
Ver. 7では、GFSIベンチマーク要求事項2024への対応や、食品業界を取り巻くリスク・社会的要請を踏まえて改訂されました。食品安全マネジメントシステムの有効性をさらに高めることを目的としており、主な改訂点は以下のとおりです。
①前提条件プログラムに対する新しいISO 22002-Xシリーズの組み入れ
- ・ISO/TS 22002シリーズからISO 22002シリーズ(2025年版)へ移行。
- ・衛生管理、施設・建屋の維持管理、清掃・消毒などの要求事項を最新化。
- ・より実践的な衛生管理体制の構築を要求。
②食品安全文化(Food Safety Culture)の強化
- ・経営層の積極的な関与とリーダーシップを重視。
- ・教育・訓練だけでなく、従業員の意識向上やコミュニケーションの充実を要求。
- ・食品安全文化の評価と継続的改善を推進。
③フードディフェンス・食品偽装防止の強化
- ・意図的な異物混入や悪意ある行為への対策を再確認。
- ・食品偽装のリスクの評価を定期的に実施し、必要に応じて管理表を更新。
- ・サプライチェーン全体でのリスク管理を強化。
④持続可能性への配慮
- ・製品・包装の設計段階から食品ロスや環境負荷の低減を考慮。
- ・SDGsや環境保全を意識した製品開発・改善を推進。
⑤食品チェーンカテゴリの見直し
- ・認証のカテゴリや適用範囲を整理し、審査の一貫性を向上。
- ・各業種に適した要求事項をより明確化。
*なお、Ver.7への移行期間は、2027年5月~2028年4月となります。
【お問い合わせ】
ご不明な点がございましたら、食品認証部( jpn.ba.food@intertek.com )までお問い合わせください。